遮熱材で貢献!SDGsゴール3・7・13の取り組み

持続可能な開発目標(SDGs)とは,Sustainable Development Goalsの略で、2015年9月の国際サミットで採択された「持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標」のこと。 17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

夏の暑さが年々厳しさを増す中で、「遮熱」という技術が注目を集めています。ただの快適対策と思われがちですが、実はSDGsに深く関わる取り組みでもあります。

遮熱材EeeサーモでどのようにSDGsに貢献できるのかをわかりやすく解説していきます。

✔ この記事のポイント

  • 遮熱材によってSDGsのゴールに同時に貢献できる具体的な理由を紹介

目次

健康で快適な環境を

日本国内でも、近年は猛暑の影響で熱中症による搬送件数が増加傾向にあります。とくに工場や倉庫、学校、福祉施設など、建物内の温度管理が難しい現場では、暑さが健康リスクそのものになるケースも少なくありません。

夏の現場では「作業が危険なレベルになってきた」という声も多く聞かれます。特に屋根の熱がこもる工場や倉庫では、真夏の室温が40℃超えになることも。こうした過酷な環境は、熱中症リスクの増加、集中力の低下、作業効率の悪化につながります。

貢献するSDGs目標:3「すべての人に健康と福祉を」

SDGsの目標3は「すべての人に健康と福祉を」を掲げ、年齢や国籍、経済状況に関わらず、誰もが健康で安心して暮らせる社会をつくることを目指しています。具体的には、熱中症や空気環境による健康被害の予防、医療へのアクセス向上、作業環境の改善といった取り組みが含まれます。

遮熱材Eeeサーモを屋根や壁に導入することで、建物内に侵入する輻射熱をカットし、空調だけに頼らずに室温をコントロールできます。これにより、作業者の身体的負担が軽減され、健康被害の予防にも直結します。

また、こうした温度環境の改善は、近年注目されている「健康経営」の評価にもつながります。福利厚生の一環としても優れており、企業の社会的責任(CSR)を果たす上でも有効です。

無駄なく効率的なエネルギーの活用

エネルギーを「つくる」だけでなく、「無駄なく使う」こともまた非常に重要です。特に建物では、冷暖房にかかる電力消費が大きな割合を占めています。

「光熱費の削減」は多くの企業にとって喫緊の課題です。特に夏場は空調設備に多くの電力を使い、電力需要のピークを迎えます。その分、電気代の高騰・CO2排出の増加といった問題が浮き彫りになります。

貢献するSDGs目標:7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」

目標7は、すべての人が安定して安全なエネルギーを利用できる社会を目指し、そのエネルギーが環境にやさしく、持続可能であることを重視しています。具体的には、再生可能エネルギーの導入促進、エネルギー効率の改善、電力インフラの整備などが含まれます。

遮熱材は、建物内部への熱の侵入や放射を防ぐことで、冷房機器の稼働時間や出力を抑え、結果的にエネルギー使用量の削減につながります。
つまり、遮熱材は“消費を効率化するクリーンな選択肢”として、目標7の実現を支える重要な役割を果たします。

地球温暖化や異常気象に対策を

気候変動による猛暑、集中豪雨、災害リスクの増大など、環境問題はもはや待ったなしの段階です。企業もまた、CO2排出削減などの観点から具体的な対策を講じることが求められています。

地球温暖化の主因となる温室効果ガスは、私たちの日常の中でも大量に排出されています。特に空調設備の使用による電力由来のCO2は、企業活動における大きな排出源の一つです。

貢献するSDGs目標:13「気候変動に具体的な対策を」

SDGs目標13は「気候変動に具体的な対策を」として、地球温暖化や異常気象の被害を防ぐために、すべての国や組織が積極的なアクションを起こすことを求めています。CO2排出量の削減、災害リスクの軽減、都市インフラの強化などがその中心です。

遮熱材Eeeの導入によって、冷房の稼働を抑えることができれば、電力使用量が減り、発電由来のCO2排出も削減されます。これは間接的ながら確実な温室効果ガスの削減策です。 また、都市部で問題となっているヒートアイランド現象の緩和にもつながります。つまり、遮熱材は個々の建物レベルだけでなく、都市全体の環境改善にも貢献するのです。

遮熱材がつなぐ未来|SDGsとともに歩む企業の姿

遮熱材Eeeサーモの導入は、単なる暑さ対策ではなく、SDGsの目標達成に直結する「未来への投資」と言えます。
健康を守り(ゴール3)、エネルギー効率を高め(ゴール7)、地球環境にやさしい行動を起こす(ゴール13)──そのすべてが、遮熱材を導入することで貢献できるのです。

「遮熱材でできること」は、思っている以上に広がっています。
企業が社会に貢献し、持続可能な発展を目指すうえで、遮熱材はきっと力強いパートナーになるはずです。

これからの施設づくりや設備投資において、「遮熱材=SDGs対応」という視点を取り入れてみてはいかがでしょうか。
未来の従業員、地域社会、そして地球のために、今日からできる一歩を。