お役立ちコラム

店舗の空間演出を邪魔しない遮熱施工とは?内装を変えずに暑さを抑える方法

店舗や商業施設のリニューアルを担当していると、「省エネのために遮熱対策をしたいけれど、こだわって作り込んだ内装デザインや空間演出の雰囲気を壊したくない」という悩みにぶつかることはありませんか。天井や壁に銀色のシートを貼るイメージが先行し、遮熱対策の導入をためらってしまう担当者様も少なくありません。実は遮熱対策は、施工場所と工法を工夫すれば、空間演出を損なわずに導入することができます。

【この記事のポイント】

  • 遮熱材は天井裏・壁裏・屋根裏など「見えない場所」に施工するため、内装デザインへの影響を最小限にできる
  • 店舗・商業施設で遮熱対策を行うと、空調効率が上がり快適な接客・購買環境を維持しやすくなる
  • 遮熱材「Eeeサーモ」は軽量・薄型で施工の自由度が高く、意匠性への影響を抑えられる

初稿:2026/08/10


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なぜ店舗・商業施設では遮熱対策と空間演出の両立が課題になるのか

店舗や商業施設は、天井の高さ・照明計画・素材の質感といった内装デザインそのものがブランドの世界観を伝える重要な要素です。そのため「遮熱対策のために天井や壁の仕上げを変えたくない」というのは、担当者様にとって当然の要望といえます。一方で、屋根や外壁から侵入する輻射熱(太陽光などから放射される赤外線によって直接伝わる熱)を放置すると、空調負荷が増えて電気代がかさむだけでなく、店内の温度ムラによって商品の劣化や来店客の快適性低下を招くこともあります。

ここで押さえておきたいのが、遮熱対策の多くは「見える場所」ではなく「見えない場所」に施工するという点です。天井裏・壁の内部・屋根裏の下地など、来店客の目に触れない箇所に遮熱材を仕込むことで、内装の意匠性を保ったまま暑さ対策を行うことができます。

意匠性を損なう施工と損なわない施工の違い

遮熱対策が「デザインを壊す」というイメージを持たれやすいのは、露出配線や設備配管のように、後付けで表面に取り付けるタイプの対策と混同されているケースが多いためです。実際には、遮熱材の施工方法には主に次の2つのパターンがあります。

  • 仕上げ材の裏側・下地に施工するタイプ:天井材や壁材の内側に遮熱材を挟み込む方法。完成後は一切見えず、既存のデザインをそのまま活かせる
  • 屋根裏・小屋裏に施工するタイプ:屋根と天井の間の空間にシート状の遮熱材を貼る方法。天井裏に潜り込んでの作業となるため、店内の内装には一切手を加えない

いずれの方法も、遮熱材が輻射熱を反射する層として機能すればよいため、目に見える意匠部分に手を加える必要がありません。設計・施工段階から「見えない場所への遮熱施工」を前提に計画すれば、デザインと省エネ性能を両立させることが可能です。


空間演出を邪魔しない遮熱材「Eeeサーモ」の特長

店舗・商業施設での遮熱対策には、遮熱材「Eeeサーモ」がよく選ばれています。純度99%の純アルミニウムを使用した薄型シートで、輻射熱を最大97%カットする高い反射性能を持ちながら、厚みが数ミリ程度と非常にコンパクトなことが特長です。

薄型・軽量だから施工場所を選ばない

一般的な断熱材(グラスウールや発泡ウレタンなど、熱の伝わる速度を遅らせる素材)は一定の厚みを確保する必要があり、天井を大きく下げたり壁を厚くしたりする設計変更が必要になることがあります。一方でEeeサーモはシート状で薄く、カッターやハサミで簡単にカットできるため、既存の天井裏・壁の内部といった限られたスペースにも柔軟に施工できます。デザイン図面上の天井高や梁の見え方に影響を与えにくいのは、この薄さゆえの強みです。

用途に合わせて選べる3タイプ

Eeeサーモシリーズには、施工場所や求める性能に応じて選べる3つのタイプがあります。

  • Eeeサーモシングル:基本モデル。屋根裏・壁裏など広い面積への標準的な施工に対応
  • Eeeサーモダブル:2層の気泡構造と純アルミ2層を組み合わせたハイブリッド構造で、遮熱性能と断熱性能の両方を強化。シールタイプもあり、DIYでの小規模施工にも対応
  • Eeeサーモクロス:クロス素材タイプ。柔軟性が高く、複雑な形状の下地にも馴染みやすい

いずれのタイプも施工後は仕上げ材の内側に隠れるため、店舗のコンセプトカラーや素材感、照明計画にはまったく影響を与えません。


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意匠性と省エネを両立させる施工の進め方

実際に店舗・商業施設で遮熱施工を検討する際は、デザインを損なわないための段取りを押さえておくことが大切です。ここでは施工の基本的な流れと、担当者様が確認しておきたいポイントを整理します。

施工の基本ステップ

  1. 現地調査で天井裏・壁裏の下地状況と施工可能なスペースを確認する
  2. 店舗の内装スケジュールに合わせて、仕上げ材を張る前の下地工事の段階で遮熱材を施工する
  3. 屋根裏・小屋裏などの隠蔽部分にシートを隙間なく貼り付け、必要に応じて重ね張りする
  4. 仕上げ材(天井材・壁材)を通常どおり施工し、デザイン計画を完成させる

ポイントは、内装工事の設計段階から遮熱施工を組み込んでおくことです。すでに完成している店舗であっても、天井裏に点検口があれば後施工が可能なケースも多く、開店中の営業への影響を抑えながら対策できる場合があります。

導入前に確認しておきたい注意点

  • 天井裏・壁裏のスペース確保:極端に空間が狭い場合は、施工可能な厚みの製品タイプを事前に確認する
  • 照明・空調設備との干渉:ダウンライトや配管の位置を踏まえ、シートの貼り方や切り欠きを調整する
  • 工期への影響:下地工事の段階でまとめて施工すれば、内装工事全体のスケジュールへの追加負担を最小限にできる

店舗の空調負荷が下がることで、真夏でも設定温度を無理に下げすぎずに快適な店内環境を保てるようになり、来店客の滞在時間や商品の見え方にも良い影響が期待できます。デザインと機能性、どちらも妥協しない店づくりのために、施工段階から遮熱対策を組み込んでおくことをおすすめします。


まとめ

店舗や商業施設における遮熱対策は、天井裏や壁裏など「見えない場所」に薄型・軽量の遮熱材を施工することで、内装デザインや空間演出の雰囲気を損なうことなく実現できます。純度99%の純アルミニウムを使用し、輻射熱を最大97%カットする遮熱材「Eeeサーモ」は、薄さと施工の自由度の高さから、意匠性を重視する店舗づくりとも相性の良い選択肢です。

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