初期湯温90℃/室温24℃/計測3.5時間(0/30/60/120/180/210分)
試験概要
- マグ:PP製フタ付き(容量300ml)
- 注湯量:200ml 初期湯温:90℃ 室温:24℃(屋内)
- 比較対象:対照(未施工)/Eeeサーモクロス/Eeeサーモダブル
- 計測:0/30/60/120/180/210分(合計3.5時間)
注意:当社条件での比較試験です。環境・器材・施工状態により実測値は変動します。
実験動画
準備〜計測〜結果を動画でご紹介します。
実験風景(画像)

PPマグカップの中に温度計を入れて、フタをして温度変化を観察しました。
温度推移グラフ

結果サマリー
- 1時間後の最大温度差(対照比):Eeeサーモダブル +12℃、Eeeサーモクロス +7.5℃
- 3.5時間後:Eeeサーモ施工ありは30℃台(対照は20℃台)
- 輻射熱反射と(ダブルの)断熱層の相乗効果で明確な保温差を確認
主要データ(抜粋)
| 経過時間 | 対照(未施工) | Eeeサーモクロス | Eeeサーモダブル |
|---|---|---|---|
| 0分(開始時) | 90.0℃ | 90.0℃(±0.0℃) | 90.0℃(±0.0℃) |
| 60分(1時間後) |
45.4℃ ぬるめの温かさ |
52.9℃(+7.5℃) まだしっかり温かい |
57.4℃(+12.0℃) 熱めに感じる温度を維持 |
| 210分(3.5時間後) |
27.5℃ ほぼ室温に近い |
32.0℃(+4.5℃) ぬくもりを感じる |
35.5℃(+8.0℃) 温かさを保っている |
カッコ内は対照(未施工との温度差)
考察
1)輻射熱の反射が効く理由
純アルミニウムは赤外線域で高反射率を示し、カップ内で生じる輻射放熱を抑制します。これにより、対流・伝導のみの場合より温度低下が緩やかになります。
2)ダブルの優位性
Eeeサーモダブルはアルミ反射に加え、空気層(断熱層)で伝導・対流を同時に抑制。クロスより高い保温性能を発揮しました。
3)実用的な意義
簡易な施工で明確な温度差を実現できるため、容器外装や機器カバーなど、コストと施工性の両立が求められる用途に有用です。
まとめ
今回の保温試験では、PP製フタ付きマグにEeeサーモを施工し、
お湯(初期温度90℃・室温24℃・200ml)の温度変化を3.5時間観察しました。
◆ 1時間後の温度比較
Eeeサーモダブル:57.4℃(対照比+12.0℃)/Eeeサーモクロス:52.9℃(+7.5℃)/対照:45.4℃
◆ 3.5時間後(210分後)の温度比較
Eeeサーモダブル:35.5℃(+8.0℃)/Eeeサーモクロス:32.0℃(+4.5℃)/対照:27.5℃
純アルミによる輻射熱反射と、Eeeサーモダブルの断熱層構造により、
明確な保温効果が確認されました。特にダブルタイプは、試験終了時でも
「手で触れて温かさを感じる」温度を維持しています。
Eeeサーモは、保温・断熱性能を求める容器外装や機器カバー、設備内部など、
様々な用途で効果を発揮します。軽量で施工も容易なため、省エネ対策・快適環境づくりに最適です。
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