「遮熱材を使うと涼しくなるのはわかるけれど、いったいどうやって熱を防いでいるのか」——工場や倉庫、オフィスの暑さ対策を検討していると、必ず出てくる疑問ではないでしょうか。効果の理由がわからないまま導入するのは不安なものです。この記事では、遮熱材が熱を防ぐ基本的な仕組みを、専門用語をかみ砕きながら順を追って解説します。原理を理解すれば、自社の施設に本当に効果があるのかを見極めやすくなります。

【この記事のポイント】
- 熱の伝わり方には「伝導・対流・放射」の3種類があり、夏の建物を暑くする主犯は放射(輻射熱)
- 遮熱材はアルミの反射によって輻射熱をはね返し、室内への熱の侵入を防ぐ
- 純度99%の純アルミを使う遮熱材「Eeeサーモ」は、輻射熱を最大97%カットできる
初稿:2026/07/16
そもそも「熱」はどうやって伝わる?3つの伝わり方
遮熱の仕組みを理解するには、まず熱の伝わり方を知る必要があります。熱は大きく分けて3つの経路で伝わります。この違いがわかると、「なぜ遮熱材が効くのか」がすっきり見えてきます。
① 伝導(でんどう)— モノを伝わる熱

金属のスプーンを熱いお湯に入れると、持ち手まで熱くなりますよね。これが伝導です。物質そのものの中を、熱が高い方から低い方へ移動していく現象です。建物では、屋根材や壁材を通じて外の熱が内側へ伝わっていきます。
② 対流(たいりゅう)— 空気が運ぶ熱

温まった空気は軽くなって上へ、冷たい空気は下へ動きます。この空気の流れによって熱が運ばれるのが対流です。天井付近に熱がこもって蒸し暑くなるのは、この対流が関係しています。
③ 放射(輻射熱)— 空間を飛んでくる熱

晴れた日に日なたへ出ると、空気は同じでも肌がジリジリと暑く感じます。これが放射(輻射熱/ふくしゃねつ)です。太陽や高温になった屋根から赤外線という電磁波として飛んでくる熱で、空気を介さず直接モノや人へ届きます。実は、夏場に建物へ入り込む熱の大半はこの輻射熱だといわれています。ここが遮熱を考えるうえで最も重要なポイントです。
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遮熱材が防ぐのは「輻射熱」— その仕組みとは?
結論から言うと、遮熱材は「輻射熱を反射してはね返す」ことで熱の侵入を防ぎます。飛んでくる赤外線を鏡のようにはね返し、そもそも建物内部へ入れないようにするのが遮熱の基本的な考え方です。
アルミの表面が赤外線を反射する

遮熱材の表面にはアルミが使われています。アルミは赤外線を反射する性質が非常に高く、光沢のある銀色の面が輻射熱をはね返してくれるのです。夏場、クルマのフロントガラスに銀色のサンシェードを置くと車内が熱くなりにくいのと同じ原理です。屋根裏や壁面にアルミのシートを施工することで、屋根から放射される輻射熱を反射し、室内側への熱移動を大きく抑えられます。
「遮熱」と「断熱」は何が違う?

よく混同されますが、遮熱と断熱は熱への対処法がまったく異なります。
- 遮熱:輻射熱を反射してはね返す(アルミの反射を利用)
- 断熱:熱の伝わるスピードを遅らせる(素材の厚みや空気層で対応)
断熱材はグラスウールなどの厚みで伝導・対流を抑えますが、飛んでくる輻射熱そのものは通してしまいます。一方の遮熱は輻射熱を入口ではね返すのが得意です。両者は役割が違うため、組み合わせることでより高い効果が期待できます。「暑さの主犯である輻射熱」に的を絞って対策できるのが遮熱材の強みなのです。
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なぜ遮熱材「Eeeサーモ」は効果が高いのか
アルミなら何でも同じ、というわけではありません。反射性能はアルミの純度と品質で大きく変わります。遮熱材「Eeeサーモ」が高い効果を発揮するのには、明確な理由があります。
純度99%の純アルミで輻射熱を最大97%カット

遮熱材「Eeeサーモ」は純度99%の純アルミニウムを使用しています。純度が高いほど赤外線の反射率は高くなり、Eeeサーモは飛んでくる輻射熱を最大97%カットします。つまり、屋根や壁から放射される熱のほとんどを室内へ入れずにはね返せるということです。
蒸着タイプより耐久性が高い

安価な遮熱シートには、フィルムに薄くアルミを吹き付けた蒸着(じょうちゃく)タイプがあります。手軽ですが、アルミの層が非常に薄いため経年で劣化し、反射性能が落ちやすいという弱点があります。Eeeサーモは純アルミそのものを使うため、蒸着タイプに比べて反射率・耐久性ともに優れ、長期間にわたり性能を維持できます。長く使う施設の設備投資として、性能の持続性は重要な判断材料になります。
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遮熱材はどんな場所で効果を発揮する?

輻射熱を反射するという仕組み上、直射日光や高温にさらされる面ほど効果を発揮します。主な施工箇所は次のとおりです。
- 屋根・天井裏:夏の暑さ対策で最も効果が出やすい定番の施工箇所
- 壁面:西日が当たる面など、輻射熱の侵入を抑えたい場所
- 倉庫・工場:金属屋根から伝わる強い輻射熱の対策に
- 室外機まわり:直射日光を反射し、冷房効率の低下を防ぐ
Eeeサーモはカッターやハサミで簡単にカットできるため、施工箇所に合わせた加工も容易です。「まずどこから対策すべきか」を判断するには、いちばん暑さがこもる屋根・天井まわりから検討するのがおすすめです。
まとめ

遮熱材が熱を防ぐ仕組みを整理すると、次のようになります。
- 熱の伝わり方は「伝導・対流・放射」の3種類。夏の建物を暑くする主犯は放射(輻射熱)
- 遮熱材はアルミの反射で輻射熱をはね返し、室内への侵入を防ぐ
- 純度99%の純アルミを使う「Eeeサーモ」は輻射熱を最大97%カットし、蒸着タイプより耐久性も高い
原理を理解すれば、自社の施設のどこに、なぜ効果があるのかを具体的にイメージできるようになります。効果の想定や施工箇所のご相談も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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